2022.06.07 TAKE ノート, 香りの種類 コメント: 0 香りごとに異なるイメージや7つの種類 コラム 一言に「香り」といってもさまざまなものがあり、人によっても好みが違います。なかには、甘いフローラル系の香りが好きな人もいれば、柑橘系のシトラスが好きな人も。香りには大きく分けて「7種類」あると考えられています。 具体的にどんな香りがあるのか? また香りごとに変わるイメージについても、わかりやすくご紹介していきたいと思います。 香りの7種類とは? 香りは系統として、7種類に分類されます。 もちろん、香り同士をブレンドさせることで、また違った独自の香りを作ることもあり、基本となるベースのようなものです。 フローラル系 花を抽出した香りになり、華やかで明るい気持ちにしてくれます。 女性らしい印象の香りになるので、甘めの香りが好きな人に人気があります。なかには植物の葉や茎の部分から抽出したものもあり、ラベンダーやゼラニウム、カモミール、ローズなども有名です。ジャスミンの香りなどもフローラル系に分類され、かつてクレオパトラが愛した香りとしても知られています。花ならではの甘い香りが好きな人も多いのではないでしょうか。 エキゾチック系 甘美な香りが特徴になり、異国を思わせるような個性的な香りです。 リラックス効果もあり、気持ちを落ち着かせてくれる効果もあります。アジアンテイストな香りというとわかりやすいのではないでしょうか。揮発性の低い香りになるため、少量ずつ使うのもエキゾチック系の香りの特徴です。サンダルウッドやイランイランなどがあります。 シトラス系 柑橘系の果実の香りです。グレープフルーツやオレンジなど、さっぱりとしていて、嗅ぐと快活にしてくれる働きもあります。 オレンジの香りにしても甘めなスイート系と、ちょっと苦味を感じるビター系の香りもあります。気持ちを明るく元気にしてくれるのはスイート系のオレンジです。緊張しているときに気持ちをほぐしたいときにも最適です。ちょっと元気が出ないときにもかぎたくなります。万人から人気のある香りとしても知られており、身近に感じやすいイメージしやすい香りなのもシトラス系の特徴です。 ハーブ系 植物の本来の香りを生かしたものになるので、さっぱりとしていてくどさを感じることもありません。 優しい香りが漂うものが多く、きつさなどもありません。なかには殺菌作用を持っているものもあり、薬草などで使われたいたこともあります。例えば、バジルやスペアミント、タイムなどもハーブ系に分類されます。ペパーミントの香りは、メントールとしても有名ですが適度な刺激もあり、頭のリフレッシュにも効果的です。集中力を高めてくれる効果もあるので、勉強中などにかぐのがおすすめです。 ウッディ系 樹脂や小枝、葉を使い樹木をイメージした香りになります。 高いリラックス効果があり、まるで森林浴を歩いているような香りになること、ストレスの緩和作用なども期待できます。ユーカリやシダーウッド、ローズウッドなどがあり、甘めの香りが苦手な人にとってもさっぱりとしていておすすめです。シダーウッドは、昔から神聖な木としても崇められてきたものになり、意思決定の力を強くしてくれる効果もあると考えられています。 スパイス系 独特な癖のある香りで、香辛料などで使われるちょっとスパイシーな印象の香りです。 気持ちを前向きにしたいときなど、スパイス系の香りはおすすめです。 スパイス系というと独特なイメージもあると思いますが、実は身近なものも多くジンジャーやシナモン、コリアンダーなどもスパイス系の香りに分類されます。メインで使うというよりも、ちょっとした香り付けやインパクトとして使うこともあります。 バルサム系 どこか不思議な、バルサム系は木から滲み出ている樹脂を原料にしています。そのため粘度の高さはもちろんのこと、瞑想などに使われる香りとしても知られています。 少量でも香りが長く続く特徴があること、ブレンドするときはベースノート的な役割で使うことの多いものです。例えばミルラやフランキンセンス、レジノイドなども樹脂系の香りです。フランキンセンスは、神秘的な意味を持っている香りとしても知られており、お香を思わせます。心身のバランスを整えてくれること、安定させるなどの効果も期待できます。 まとめ 代表的な香りの7系統を紹介しました。どれも、香りには何を原料にしているのかによっても違いがあります。また、香りの持っている力はすごいもので、かぐだけでほっと一息ついたようなリラックス効果が期待できるもの、なんだか頭が働かないな…と思ったときにしゃきっと元気にしてくれるものもあります。 香りに何を求めるのかによっても変わってきます。また、どんなイメージにしたいのかによって、香りを選ぶとブランディング効果なども期待でき、より香りの奥深さを実感できるのではないでしょうか。香りのブレンドなどもどの種類だと相性がいいなどの違いもあり、知れば知るほど面白い世界ですよ。 Tweet Share Hatena Pocket feedly Pin it RSS 「実際に利用する施設で香りの広がり方を確認したい」というお客さまへ無料お試しを実施しています。 まずは、お試しください。お客さまの業種やフロアー環境等から最適な設置場所、オリジナルの香りをご提案させていただきます。 無料お試しのお申込み TAKE 【AAP認定ディプロム会員】フォトグラファーのキャリアを経て、目には見えない芸術である香りに魅了され、調香師の新間美也氏のアトリエにて調香の技術を修得 ホテルに香りを取り入れる効果 香りと脳の関係(プルースト効果) 関連記事 香りによるブランディング 【ホテルの消臭対策】プロが教える効果的な方法とテクニック 【ペットのニオイを完全消臭!】おすすめの消臭剤と使い方 ヨモギ精油の効果・効能について 香りの揮発性・持続性 病院やクリニックに香りを導入するメリット コメント コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL コメントするためには、 ログイン してください。
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