2023.04.03 TAKE 香りの効果 コメント: 0 店舗と商品に与える香りの影響とは コラム 店舗や商品に与える香りは、ブランドイメージや購買意欲に大きな影響を与えることが知られています。特に、最近の研究では、消費者の感情や行動に影響を与える香りの機能に注目が集まっています。 今回は、店舗と商品に与える香りの影響について、香りの専門家の視点から解説していきます。 店舗における香りの役割 まず、店舗における香りの役割について考えてみましょう。 店舗に香りを与えることで、店舗の雰囲気を作り出すことができます。例えば、香りを使って、居心地の良い空間を演出したり、リラックスした雰囲気を醸し出したりすることができます。 また、店舗で使われる香りには、その場所の雰囲気やイメージを強化する効果があるとされています。例えば、高級ブランドの店舗では、ウッディな香りがよく使われます。これは高級感や落ち着きを表現するためであり、さらに高価な商品を購入するという消費者の心理を刺激します。 一方、若者向けのファッションブランドの店舗では、フルーティーな香りが好まれます。若さやエネルギーを表現し、若者層の注目を集めます。 商品における香りの役割 次に、商品における香りの役割について考えてみましょう。 商品に香りを付けることによっても、消費者の購買意欲を高めることができます。例えば、食品やコスメティック製品など、香りが付けられる商品では、その香りが商品の魅力や質を表現するために重要な役割を果たします。 特に、香りが商品の特徴となる場合、消費者は香りが持つイメージや効果に注目し、購買意欲を刺激されます。 さらに、商品によっては、香りが顧客の記憶に残ることが重要な役割を果たします。例えば、香りの付いたハンカチやタオルなど、直接肌に触れるものは、消費者の記憶に強く残ります。 そのため、消費者に長期間覚えてもらいたい商品には、特に香りを意識する必要があります。 香りを導入する上で注意すべきポイント しかしながら、香りを商品に付けることは簡単なことではありません。 特に、食品や化粧品などの商品では、消費者の健康に影響を与える可能性があるため、十分な注意が必要です。また、消費者に不快感を与える香りを使うことは、商品のイメージを損なう可能性があるため、香りの選定には慎重に行う必要があります。 まとめ 店舗や商品に与える香りは、顧客の感情を誘導するために非常に効果的です。 適切な香りを選択することで、顧客の気分をリラックスさせたり、エネルギーを与えたり、ブランドイメージを向上させることができます。 しかし、香りの種類や量には注意が必要であり、顧客の安全性を確保するためにも、慎重に扱う必要があります。店舗や商品に香りを加えることで、顧客の満足度を高め、売上を伸ばすことができるため、積極的に取り入れることをおすすめします。 Tweet Share Hatena Pocket feedly Pin it RSS 「実際に利用する施設で香りの広がり方を確認したい」というお客さまへ無料お試しを実施しています。 まずは、お試しください。お客さまの業種やフロアー環境等から最適な設置場所、オリジナルの香りをご提案させていただきます。 無料お試しのお申込み TAKE 【AAP認定ディプロム会員】フォトグラファーのキャリアを経て、目には見えない芸術である香りに魅了され、調香師の新間美也氏のアトリエにて調香の技術を修得 オーダーメイド香水ができるまで 「モテ香水」は存在するのか 関連記事 消臭対策でよくある間違いとは アロマセラピーとフレグランスの違い ダマスクローズとは 沖縄の爽やかなシトラスの香り 【介護施設のニオイ問題を解決!】プロが教える消臭のコツと製品選び ムスクとホワイトムスクの違いとは コメント コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL コメントするためには、 ログイン してください。
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