2023.02.13 TAKE アロマ, ヨモギ, 香りの効果 コメント: 0 ヨモギ精油の効果・効能について コラム ヨモギの香りには、待ち望んだ春がやってきたかのような爽やかですがすがしさを感じます。どこか懐かしさがあるのは、ヨモギが私たちの生活のなかで、身近な存在だからかもしれません。 ヨモギの香りを嗅ぐと心がほっと安らぎ、イライラが解消した経験はありませんか。そんなヨモギの香りの魅力を存分に感じられるのがヨモギの精油です。 今回はヨモギの香りの効果・効能を中心にご紹介します。 ヨモギ(蓬)の香り ヨモギはキク科ヨモギ属の植物になり、東洋ではよく使われています。別名“和製ハーブ”ともいわれるように日本でも自生し、その数は30種類以上ともいわれます。北から南どこでも生えていること、誰もが知っている野草です。アイヌでは神様としても祀られています。 また、漢方では「艾葉(がいよう)」と呼ばれており止血薬としても使われています。 春を感じさせるような香りのヨモギは、他の草とは違う独特な香りがあります。ヨモギを使った和菓子などでも嗅いだことがあるのではないでしょうか。ヨモギの香りは単独ではなく、複数のにおいが混ざり合うことで、生み出されています。 この香りのもとになっているのは「シオネール」と呼ばれるものになり、ローズマリーやセージなどのハーブにも含まれています。他にもイランイランに含まれる「β-カリオフィレン」「リヨン」も、ヨモギの代表的な香りです。どこか品を感じる香りなのも特徴です。 ヨモギにはどんな効果・効能があるの? ヨモギにはどんな効果・効能があるのでしょうか。 漢方でも使われ万能薬としても知られています。ヨモギは“東洋ハーブの女王”ともいわれており、女性にとっても嬉しい効果・効能が期待できます。詳しく紹介していきます。 ・女性のホルモンバランスを整える ヨモギの香りのβ-カリオフィレンは、女性ホルモンに働きかけ整えてくれる効果があります。またシオネールには、高ぶった神経を鎮静化させ、睡眠の質を高めてくれます。 月経前症候群が辛い日常生活にも支障をきたしてしまいます。個人差はありますが体にだるさや痛み、精神的に不安定になりイライラしてしまい悩んでいる人もいるのではないでしょうか。 どんなに気を付けていても、気持ちのバランスを一定に保つのは難しいものです。また、女性の更年期障害に起きる諸症状の緩和にもつながるといわれています。 ・血流を促しむくみの緩和にもつながる ヨモギのなかには、体内の余計な水分を排出するカリウムが含まれています。利尿作用もあるため、体に老廃物が蓄積している人にもヨモギの香りはおすすめです。 体を温める効果もあるため、血行促進、発汗作用なども期待できます。体表を温めるだけでなく、体の芯からほっと温めてくれるのがヨモギの魅力です。 血行がよくなると、エネルギー量の消費も高くなりますし、食欲を抑えてくれます。日ごろから塩辛い食べ物が好きで塩分が気になっている人にとっても、むくみの緩和やダイエット効果なども期待できます。 ・がん予防の効果が期待できる ヨモギのなかに含まれているクロロフィルは、がんの予防にも繋がると考えられています。コレステロールにも働きかけるため、悪玉を吸着させコレステロール値を下げる効果もあります。 また、ヨモギのなかにはベータカロチンも多く含まれており、抗酸化作用や免疫力を高める効果も期待できます。体のなかにある古い細胞や血液を変えていき、若々しさを保つそうです。がん細胞が生まれにくくなるとして、ヨモギが注目されているのです。 ・止血効果が高い ヨモギは昔から止血薬としても使われていました。止血のビタミンとして知られるビタミンKを多く含むため、ケガをしているときにも使えます。かつては出産時の止血にヨモギを使っていたともいわれており、血液の造血を助ける効果もあります。 ヨモギは香りだけでなく、さまざまな効果が期待できる万能な野草であるのがわかってもらえると思います。また、アトピー性皮膚炎の緩和の効果もあるそうです。 ヨモギの香りを生活に取り入れるポイント ヨモギを生活のなかに取り入れたいと考えているのであれば「精油」がおすすめです。 ヨモギの香りを気軽に取り入れられること、安眠効果もあるため、マクラなどの寝具につけてリラックス効果を高めることにもつながります。ヨモギ風呂は有名だと思いますが、精油であればお風呂のなかに数滴たらして入る方法もあります。 韓国の民間療法ではヨモギ蒸しがあり、全身を使って香りや成分を吸収できる方法としても知られています。ただ、サロンで行うのが一般的なので自宅ではできません。ヨモギの効果を実感するためにも、精油など簡単で続けやすいものを選ぶようにしましょう。 まとめ 春の訪れを実感できるヨモギは、女性にこそ取り入れてほしい効能ばかりです。精油はもちろん、ヨモギ茶や化粧品などもありますので、使いやすいものを選びましょう。 ヨモギの香りを使ってストレスの緩和やリラックス効果につなげてくださいね。 ヨモギ精油(5ml):2,970円(税込) Tweet Share Hatena Pocket feedly Pin it RSS 「実際に利用する施設で香りの広がり方を確認したい」というお客さまへ無料お試しを実施しています。 まずは、お試しください。お客さまの業種やフロアー環境等から最適な設置場所、 オリジナルの香りをご提案させていただきます。 無料お試しのお申込み TAKE 【AAP認定ディプロム会員】フォトグラファーのキャリアを経て、目には見えない芸術である香りに魅了され、調香師の新間美也氏のアトリエにて調香の技術を修得 ローズ精油の効果・効能について アロマセラピーとフレグランスの違い 関連記事 ダマスクローズとは 香りと脳の関係(プルースト効果) 病院やクリニックに香りを導入するメリット 紅茶の香りに使われる香料 【レンタカー事業者の方へ】車内のニオイを消臭する方法 香りの揮発性・持続性 コメント コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL コメントするためには、 ログイン してください。
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